FUJIFILM X70
遅ればせながらシネマシティ立川にて「ガールズ&パンツァー劇場版」を見てきました.
いや、正確にはすでにAmzonビデオにてセル版の同映画は購入して見ているので、初めて見たわけではないのですが.
ガールズ&パンツァー自体は以前から存在は知っていましたし、2013年の年末に大洗にアンコウ鍋を食べに行った時にもラッピンング車両や大洗駅の掲示板のポスター、さらには料理店では「戦車丼」なるメニューまで用意されているなど、盛り上がりの凄さは感じていました.
とはいえ、女子高生と戦車とかなんて、なんていうか「あざとさ」のようなものを感じて食わず嫌い的に見ずにいました.が、AmazonプライムビデオでTV版が無料で見られるので試しに見てみたところ、ずるずると引き込まれてしました.設定自体は荒唐無稽なのですが、その上に乗っかっているディテールがリアルなのが引き込まれる理由でしょうか.
それはさておき、すでに自宅で見られる映画をわざわざ見に行ったのは、シネマシティ立川の音響設備がすごいと評判だからです.「「ガルパン劇場版」の極上の爆音を家庭で。ヤマハとソニー 6万円 AVアンプで体験」という記事にあるように、自宅では得られない音響効果が立川にはあるというので、ぜひ一度見に行ってみようと.
平日の10時前の上映(1日に1回だけ上映)だというのに、そこそこの観客がいました.ちなみに土日は400弱ある席が予約でほぼ埋まるそうです.去年の11月に公開された映画で、しかもすでにBlu-rayやDVDが発売されているということを考えると驚異的です.
爆音というにはそれほど大きな音ではないかなと始まった当初は思ったのですが、最初の砲撃音でその凄まじさを思い知らされました.椅子がボディソニックかと思うほどに「音」が「衝撃」や「振動」という別物となって迫ってきます.とにかく低音がすごく、それでいて他の音が聞こえなくなるようなこともなく素晴らしい音響でした.すでに見ている映像なのに、音響の違いでここまで違いがあるものなのかと.
劇場版上映後に上映された、OVA版の「アンツィオ戦」ももちろん見てきました.もともとが家庭用の映像なのでそれほど音響的な期待もしていなかったのですが、砲撃音、戦車の走行音の迫力はしっかり伝わってきました.