FUJIFILM X-PRO2 + INDUSTAR-69 28mm F2.8
毎年恒例の銚子旅行に出かけてきました.
この時期の銚子といえば、やはりイワシ.「入梅イワシ」といって、脂が乗っていて美味しいのです.
FUJIFILM X-PRO2 + INDUSTAR-69 28mm F2.8
東京駅から2時間ほど.銚子駅で銚子電鉄に乗り換えです.車内で一日乗車券「弧廻手形Deluxe」を購入.この辺は慣れたものです.
FUJIFILM X100F
銚子駅から一駅行った仲ノ町駅にあるヤマサ醤油の工場で醤油ソフトクリームをいただきます.
海が近いぶん、都内よりも湿度が低くてカラッとしているとはいえ暑い日でしたので、醤油の塩分が効いたソフトクリームはもってこいです.
FUJIFILM X-PRO2 + INDUSTAR-69 28mm F2.8
さらに一駅進むと、銚子漁港の最寄駅である観音駅に到着します.
ここで下車して港に向かう途中にある「丼屋 七兵衛」で予約していた「入梅イワシ祭り」コースをいただきます.
FUJIFILM X100F
まずはイワシの刺身となめろう.
脂の乗った新鮮な刺身が口の中でとろけます.
FUJIFILM X100F
イワシヅケ丼.昨年もこの店でイワシのヅケ丼をいただいてその美味しさに感動したので、今年もこうして訪れたわけです.足の早いイワシをヅケ丼に出すというのはそれだけ鮮度に自信があるということなのでしょう.
FUJIFILM X100F
イワシのフライ.メニューにはない品で、入梅イワシ祭りの専用メニューとのこと.
からしソースでどうぞ、といわれたのですが個人的にはなにもつけずに食べるのがイワシの旨みを感じられて良かったです.
FUJIFILM X100F
イワシのつみれ汁.ふわふわのつみれが美味しいのはもちろん、汁自体に旨みがたっぷり出ています.
FUJIFILM X-PRO2 + INDUSTAR-69 28mm F2.8
再び銚子電鉄に乗り、犬吠駅で下車してバスに乗り換え「地球の丸く見える丘展望台」に.遠くに犬吠埼が見えます.ここは犬吠埼に近い高台の上にあるので、かなりの広範囲を見渡すことができます.
銚子電鉄の一日乗車券には700円の「弧廻手形」と1,000円の「弧廻手形Deluxe」の2種類があるのですが、弧廻手形Deluxeはここの入場料が無料になります.また、犬吠埼付近にあるホテルなどの日帰り温泉の入場料も300円引きになるなど、あちこち回るのであれば300円高くても元が取れてしまうのでオススメです.
FUJIFILM X-PRO2 + INDUSTAR-69 28mm F2.8
再びバスに乗って犬吠埼に.この日は設備点検かなにかのようで灯台には入場不可でした.
FUJIFILM X-PRO2 + INDUSTAR-69 28mm F2.8
暑い日だったので、海辺に行けば多少は涼しいかなと思いつつ灯台のある高台から海辺に降りてみましたが、風も吹かなくなりただ暑いだけでした……
汗だくになりながら近くのホテルの日帰り温泉に入り、しばし休憩.
FUJIFILM X-PRO2 + INDUSTAR-69 28mm F2.8
銚子電鉄を終点の外川駅まで向かい、そこからしばらく歩いて「長崎鼻」と呼ばれる突端部に.
去年も訪れましたが、この最果ての地といった雰囲気がたまりません.
FUJIFILM X-PRO2 + INDUSTAR-69 28mm F2.8
FUJIFILM X100F
夕飯に予定していた寿司屋が予約客と時間がぶつかってしまうことを理由に難色を示されてしまったので、以前に何度か行ったことのある「大久保」に.
寿司も美味しいですが、存在感を放っているのはやはり伊達巻.ほぼプリンですね.
FUJIFILM X-PRO2 + INDUSTAR-69 28mm F2.8
何回も行っている場所なので、いつもと違うレンズを使って写真を撮ってみようということでX-PRO2に旧ソ連製のINDUSTAR-69をつけて撮ってみました.ただ、このレンズは寄れないので、マクロ域用にX100Fも一緒に持って行きました.
もともとがハーフサイズカメラ用のレンズだったそうで、APS-Cサイズのセンサーに使ってもいわゆるレンズの中心部、美味しいところだけを使うようなこともできず、像の流れや周辺減光などの影響をかなり受けてしまいます.なかなか思った通りには撮れなかったりもしますが、そこがまた楽しくもあります.焦点距離にもよるのでしょうか、たまにいい描写をすることもあったりして、なかなか侮れません.
FUJIFILM X-PRO2 + INDUSTAR-69 28mm F2.8
F2.8解放だとフレアなどがひどいのでたぶん1段絞って撮ったと思うのですが、ピントのあっている部分はなかなかにシャープです.