映画『ダンケルク』を見てきました.
世界史は詳しくなく、ダンケルクの撤退戦についても知らなかったのでWikipediaで前知識だけつけてから観ましたが、なにも知らなくてものめり込める映画でした.
舞台はタイトルが示すようにフランス北端のダンケルクでの出来事を扱ったもの.時系列が「現地の兵士」「イギリス空軍の戦闘機」「救出する民間船」の3つに分かれており、最終的にはこの3つが同じ時刻に集約されるという構成になっています.
特筆すべきはリアリティの追求として第二次大戦で実際に使われていた実機の戦闘機などが使用されていること.もはや今の技術ではヴィンテージともいえるような戦闘機を使わずともCGですべてを代用できると思いますし、それに視聴する側としても見分けがつかないと思うのですが、そこがこだわりというものなのでしょう.
観ていて思ったのは背後や上空からドイツ軍に攻め込まれている状況で気を抜けばすぐに死が待っているという状況で、自分がその場にいたら生きてイギリスに帰るなんて到底無理だったろうなということ.今の時代に生まれて良かったです.