映画『キングスマン ゴールデン・サークル』を観てきました.公開から3日目の日曜午後の上映とあってか、満席とのアナウンスがありました.
(ここから先はネタバレ要素を含みます)
前作『キングスマン』を観ておいたほうが楽しめます.というか、観ていないとストーリー的にわからない部分が多々出てきます(アクションシーンを楽しむのであれば前作は観ていなくてもいいですが、前作のアクションシーンもなかなかなのでやはり前作を観ておくのをオススメします).
字幕で見ましたが、相変わらずFで始まる4文字言葉の連発です.そして相変わらずの命の軽さというか、人が死ぬシーン(というか殺戮シーン)が大量に出てきます.しかもかなりのグロテスクさで.そういう面では前作の流れを継承しているといえるでしょう.といいつつも、どう見てもこれ死んだでしょうという人が生存していたりと、いささかご都合主義的な面も感じられます.
前作がR15+指定であったのに対し、今作はPG12になっています.内容がソフトになったとも思えないのでちょっと謎ではあります.個人的には子供に見せるのは躊躇しますね.
ちょっと残念だったのが、活動のベースとなる場所がキングスマンではなく、アメリカの「いとこ」であるステイツマンであるため、英国紳士らしさを感じるセットや小道具が少ないこと.結果としてアメリカらしさというのが前面に出ていて、小道具がバットとボールだったりします.
エルトン・ジョンが出演しているとどこかで読んで、まあ端役というかちょこっとカメオ出演するだけなんじゃないのかと思っていたら、本人役で結構しっかりと出ていました.しかもかなりハジけた役回りで、Fワードも発してますし.
上映時間約2時間20分ほどですが、短く感じられるほど内容が濃く詰まっています.オススメです.