Apple iPhone SE
以前から欲しかった、CarlZeiss C Biogon 2,8/35 ZMを購入しました.
購入したのはレンズ本体と純正フード、UVフィルタです.
FUJIFILM X70
自分は35mm換算で28mmや35mmくらいの焦点距離が好きなのですが、富士フイルムXマウントで使用すると53mm相当になるこのレンズ、やや不得意な焦点距離です.とはいえそれでも欲しいと思ったのはこの外見.
全長約30mm、直径52mmというコンパクトサイズでシルバーのボディに青で墨入れされた外見に緻密さを感じます.
FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 2,8/35 ZM
購入したその足でさっそく試し撮りに.Zeissのレンズといえば高性能レンズの代名詞ともいえる存在.わざと意地の悪い、日差しの入った状態で撮影して見ましたが、極めて優秀な描写です.
FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 2,8/35 ZM
豪徳寺に咲いていた、しだれ桜を.もともと描写の優れたレンズをAPS-Cセンサーで撮影しているので四隅が流れるようなこともなく、細い枝もしっかり描写されています.
FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 2,8/35 ZM
実は1年くらいこのレンズを買おうか迷っていました.高価なレンズではありますが寄れず、実用性に欠けるためです(趣味性の高いレンズに実用性を求めるのはお門違いかもしれませんが、撮りたいものが撮れないのはフラストレーションが溜まるものです).その弱点を補ってくれるのが前回のブログで書いた、焦点工房のヘリコイドつきマウントアダプタです.これにより、テーブルフォトもこなせるようになりました.とはいえ、35mm換算53mmではやや引きが取れない感じではあります.
FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 2,8/35 ZM
栗林公園で撮影したサトザクラ.ピントの合っているとこは花びらの脈までしっかり描写されています.シャープな描写をするレンズだという評価を購入前に見ましたが、確かにシャープでなおかつボケもきちんと悪くありません.