FUJIFILM X70
コロナの除湿機CD-S6319を購入しました.
除湿機には「デシカント式」と「コンプレッサ式」の2つの方式があります.
デシカント式は乾燥剤を用いた方式で、乾燥剤から水分を取るのにヒーターを使用するために熱風が出てきて室温がかなり上昇します.温度に左右されづらいので、冬場でも除湿能力は高いです.
コンプレッサ式はエアコンに似た方式で空気を冷却して水分を取り出す方式です.室温はやや上昇しますがデシカント式ほどではありません.冷却して水分を取り出すので、冬場に結露対策として用いるのには不向きとされています.
除湿機はすでに1台パナソニックの製品を持っているのですが、これはデシカント式です.冬場の結露対策も重要視していたのと、室温が上昇するといってもそれほどではないだろうとたかをくくってこちらの方式を選んだのですが、夏場に熱風が吹き出すものを室内で稼働させるのはなかなか辛いものがあります.エアコンを同時に稼働させればいいのですが、なんていうかあんまり賢いやり方には思えませんし.
そこで、やはりコンプレッサ式のものを買おうということでこの製品を購入しました.置き場所の問題もあるので、それまで使っていたデシカント式のものは粗大ゴミとして出そうかと思っていたのですが、コンプレッサ式除湿機の冬場の結露対策の性能がどれくらいのものか読めない状況でもありますのでいったん残すことにしました.
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機能的には除湿と衣類乾燥に分けられますが、自分が使うのは除湿のほうですね.梅雨の時期は室内干しもしますが、室内を除湿していれば自ずと室内干ししているものも乾燥しますので、まあそれでいいかなと.
外が雨の時期は基本的に自動モードで運転しっぱなしです.ちなみにタイマーをセットしていなくても24時間なにも操作しなければ自動で電源オフになるそうです.ただしその前に3Lの水タンクが満水になって停止するとは思いますが.
動作音はそれなりにしますが、音楽とかをかけていれば気にならないレベルです.
音よりも気になったのが振動でしょうか.床を伝って微振動のようなものを感じたので防振ジェルを下に敷くことで対処しました.ところが、そうすると今度は排気口(フィルタが付いているので取り外しできるようになっている)がカタカタと共振し出したので、隙間にティッシュを挟んで対応しました.
肝心の除湿性能ですが文句なしです.室温の上昇についてもデシカント式に比べたらはるかに控えめです.
ちなみにエアコンのドライ機能というのもありますが、あれも「弱冷房除湿」と「再熱除湿」と2つの方式があるそうです(メーカーと価格帯によって搭載している方式が異なる).