ロードスターは車高の低い車です.必然的にミラーの位置も低くなるため、大型トラックやワンボックス車、それにライトを自分で交換して光軸が狂っているような車が後ろからくると眩しくてたまりません.
対策としてルームミラーには眩減レバーがついていたりしますが、いちいち手動で切り替えるのも面倒ですし、角度的にちょっとみづらいです.そもそもドアミラーにはそういう仕掛けはないので、眩しいのを防ぐ方法がありません.
対策としてブルーミラーを導入しました.
購入したのはズームエンジニアリングの製品.
ルームミラーはミラーそのものを交換、ドアミラーについては標準のミラーの上に貼り付けるような形になります.
RICOH GR DIGITAL III
最初から装着されているルームミラーです.
フロントガラスに装着されているので、その部分のプラスティックカバーを外して、ロックレバーを解除させてスライドさせることでミラーを外すことができます.この辺の手順は購入したミラーに説明書がありますので、迷うことはありませんでした.カバーやロックが結構硬いので、力が必要です.
RICOH GR DIGITAL III
こちらが交換したミラーです.ズームエンジニアリングの製品としては、フェラーリF50(でしたっけ?)のミラーを模したモナコミラーが有名なようですが、やや癖のある形状をしていたのでそれはちょっとパスし、楕円形をした「エアロルームミラー」を選んでみました.やはりロードスターには楕円形が似合うような気がしますので.
ミラーの角度的に標準のミラーより大きく見えますが、全体的にコンパクトです.当然ながらミラーの面積も標準より小さいのですが、曲率の高いミラーなので見える範囲はむしろ若干広がっているように感じられました.
RICOH GR DIGITAL III
ドアミラーは交換できないので、上から貼り付けです.
標準のミラー、つまり貼り付ける面を燃料用アルコールで脱脂し、位置に注意しながら貼り付けて完了.ズレたりしなければ簡単にできる作業です.注意点は貼り付けた後に中央部を強く押さないこと.クッションテープが貼られているとはいえ割れる可能性があるそうです.
両面テープが馴染むまで24時間は濡らしたり、振動を与えるのはNG.つまり貼ったはいいものの、試走はできないのです.しかも今日は雨なので余計にダメ.
ルームミラーに比べても青みが強い印象です.しかしドアミラーのほうが後続車の光をモロに受けるので、これくらいでよいのでしょう.
また、ルームミラー同様にガラスの曲率が高いので広範囲に見えます.その代わりデメリットとして標準ミラーとは距離感が変わるので(同じ距離だと小さく見える)、慣れが必要になります.
実際に走ってみての評価は近日中にアップします.
【補足】
実際に夜走ってみました.
効果大アリですね.後続車の光がまぶしくないのがこんなに快適だなんて.
ドアミラーに比べてルームミラーのほうが若干青みが薄いのでまぶしさを感じますが、問題ないレベルです.
また、「マツダNCロードスターにZOOM社製ルームミラーを取付の場合、ミラーが微振動し見えづらい症状が一部に見られます」ということで「ルームミラー振動対策部品」が同梱されていましたが、この部品なしの状態で自分はまったく振動は気になりませんでした.標準装備のミラーに比べてミラー可動部分が柔らかく動きやすいですが、ブレはありませんね.
ということで、コレはオススメです.