引き続き、RX1について.
シャッターを数枚切ってみて、2点ほど気になったことが.
・シャッターレリーズ時に指に伝わる感触がイマイチ
・ストラップつけないとストラップ環が指に当たって不快
Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2 ZF(トリミング)
RX1のシャッターボタンはこのようにねじ穴がついていて、昔ながらのケーブルレリーズが使える構造になっています.
実際にケーブルレリーズを使う人がどれほどいるかはわかりませんが、個人的にはちょっとノスタルジー方面に振りすぎじゃないのかという気もします.が、このねじ穴にシャッターボタンをねじ込んでサイズや感触を変えることができるのです.
中野を出て、向かった先は新宿.
まずはマップカメラの地下でストラップとシャッターボタンを物色.
ストラップは好みに合ったものがなくて断念.
シャッターボタンはショップオリジナルのものを実際に取り付けて感触や見た目を吟味して、艶消しブラックのやや大きめのものを購入.シャッターボタンのベース部分と同じサイズのボタンもあったのですが、指にかかる力が広く均一に分散されるほうが好みなので大きめのものを選びました.
Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2 ZF(トリミング)
ストラップはヨドバシカメラやビックカメラも見て回りましたが、どちらもそれほど力を入れていないのかこれといったものがなく、あきらめました.RX1の付属品としてストラップも同梱されているのですが、どうもあのメーカーロゴや型番が入ったストラップは使う気がしないのです.
SONY DSC-RX1
F8 1/80秒 ISO200
小田急デパートのレストランフロアに上がり、新宿駅西口を撮影.
画像設定はスタンダード、パラメータデフォルト.
SONY DSC-RX1
F8 1/80秒 ISO200
撮影しながらプレビューを見てシャープだなと感じていましたが、MacBookに取り込んでチェックすると、シャープがきつすぎる印象です.実寸で見る分にはよいのですが、2,400万画素、6,000×4,000ドットというプライベートユースにはオーバースペックに感じるほどの解像度を実寸で見るメリットよりも、Web用などに縮小したときにエッジが立ちすぎて違和感のあるデメリットのほうが大きそうです.シャープネスは±3段階で設定できるので、-2にしました.
色調補正は「クリエイティブスタイル」という名称で、スタンダード、ナチュラル、ビビッド、ポートレイトなどが用意されていますが、スタンダードがバランスよく感じました.
ダイナミックレンジの補正機能として、「D-レンジオプティマイザー」という機能が用意されており、デフォルトでオートでかかるようになっているのでそのまま撮影しましたが、左下の暗くつぶれているような箇所でもApertureでプラス補正するとディテールが出てきます.このあたりは、さすがフルサイズの最新撮像素子です.
SONY DSC-RX1
F2 1/160秒 ISO100
絞り開放での点光源のボケ.焦点距離35mmで絞りF2だとまあこんなものでしょうか.しかしコンパクトデジカメでこれが撮影できるというのはやはり驚きです.