昨日、休日の昼少し前.
前々から気になっていた、GR用の外付け光学ファインダGV-2の価格でも見てみるかと思ってカメラ店のWebを見たら、中古で美品のファインダが出ていました.中古でもまあ問題はないしなぁ、どうしようかなと思いつつとりあえずいったん保留して、だらだらと休日を無為に過ごし、夕方になってやはり気になってWebを見たらまだ売れ残っていたので、新品の2/3程度だったらアリだよね、ということで注文しました.
RICOH GR
そして翌日.光学ファインダを買ったつもりなのに、妙に大きな段ボール箱が届きました.
注文間違えたかなと一瞬不安になりましたが、開梱すると大量のエアクッションの中にプチプチにくるまれた小さな光学ファインダが.
RICOH GR
右が今回購入した28mm光学ファインダ GV-2.左はRX1に使用しているVoigtlander製の35mm光学ファインダ.Voigtlander製のほうが見やすいのですが、ずっしりとした金属製なのでGRに取り付けるには重たすぎます.
Apple iPhone 5s
GRに取り付けたところ.カッコイイです.
言うまでもないことですが、GRはデジカメなので液晶ファインダがあればたいていのシチュエーションは事足ります.しいていえば、晴天下で液晶が見づらいときには重宝するくらいでしょうか.あとは手持ちで低速シャッターを切るときに両手とファインダの3点で押さえてブレを軽減できるというメリットもあります.
光学ファインダはレンズと連動しているわけでもないのでパララックス(視差)が発生してファインダで覗いたものと撮影されるものにはズレが生じます.
なのでまあ正直言って自己満足の世界といえなくもないです.が、フィルム時代からカメラを趣味としているものとしては、「ファインダを覗く」という行為はやはりワクワクするものなのです.
Apple iPhone 5s + Hipstamatic
純正品らしく、外装の仕上げや感触はカメラボディに近いざらっとした仕上げです.当然ながらフラッシュなどに干渉したり、操作の妨げになるようなことはありません.
「GV-2」「28」の文字はいらないような気もします.
Apple iPhone 5s + Hipstamatic
アスペクト比は4:3.上下に小さな突起のようなものが見えるのは1:1撮影時の目印です.
自分は3:2メインでたまに1:1で撮るので3:2だとよかったのですが、あくまで目安なのでそれほど気にする必要もないでしょう.
Apple iPhone 5s + Hipstamatic + Distressed FX
GRはGR DIGITAL IIから4世代にわたって使っていますが、外付けファインダを買ったのはこれが初めてです.以前にも欲しいと思ったことはあるのですが、買うまでには至りませんでした.
GRになってファインダを買おうと思ったのは、やはりGRがカメラとして完成度が高いからでしょう.今まではイメージセンサーが小さいこともあって、絞りをいじったりするようなカメラとしての楽しみが希薄なところがありました.が、GRになってAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載するようになってからは撮る楽しさ、表現する楽しさのようなものが一気にアップし、自分の中で「カメラらしいカメラ」という認識が強まった気がします.光学ファインダを付けることで、カメラとしての楽しさはアップすることでしょう.
こんにちは。 gv-2を購入しようと思い、いろいろ調べているうち、こちらに辿り着きました。ブライトフレームのアスペクト比なんですが、リコーの仕様では3:2となっていましたが、たしかに4:3に見えますね。いずれかのサイトでどなたかフレーム枠よりもじっさいは広くうつるとおっしゃられていましたが、GRのセンサーアスペクト比は3:2ですから4:3のフレームに入れて撮影すれば、3:2の実際の画像が広く写るのも当然かと。仕様は3:2となってますが実際のところどうなんでしょうかねえ。j情報大変参考になりました。ありがとうございました。
コメント by 中村 — 2019/01/14 @ 13:08
中村さん こんにちは.
外付けのファインダですと、被写体との距離も関係しますがどうしてもファインダで見えるものと実際に写るもののズレがありますね.厳密にフレーミングしたいときはモニタで確認して撮影しますが、ファインダで覗いてざっくりとした切り取り方で撮るのも楽しいものです.
いまはGRを手放して富士のX70を使っていますが、もうすぐGR IIIも出ますし、このGV-2も手元に残していますので再びGRに戻るのもいいなと思っています.
コメント by Annexia — 2019/01/14 @ 14:00