FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
仕事も一段落し、桜の季節でもあるので京都まで日帰りで旅行に行ってきました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
まずは以前から気になっていた、京都水族館に.
京都に水族館なんてあったかなと思ったら、3年ほど前にできたばかりのようです.これだけ観光資源にことかかない街で、しかもあんまり海のイメージもない京都で水族館を新規で作るのもどうかと思うのですが、そこはそれ、ちょっとかわった特徴のある水族館でした.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
最大のウリはこのオオサンショウウオ.入ってすぐのところに展示されています.
京都の河川の環境保護をテーマに掲げている水族館らしく、中国原産のオオサンショウウオとの交雑種なども一緒に展示して、種の保護などに力を入れているところをアピールしていました.
面白いのは、「山椒」と「オオサンショウウオ」の匂いを嗅ぐことのできるコーナー.オオサンショウウオの名前の由来は山椒のような匂いがすることだという説がありますが、実際に匂いを嗅いでみると近いのがわかります.オオサンショウウオのほうがやや生臭くもありましたが.
海水魚の展示やペンギン、イルカショーなどといった一般的な水族館としての側面もありますが、京都ならではの特徴ある展示物に絞ったほうがいいような気がしました.しかしそれでは子供や一般客受けもしないでしょうから、その辺のバランスをとって今のような形になったのかもしれません.
ミュージアムショップはオオサンショウウオのぬいぐるみがオススメらしく、数種類ものサイズが売られていました.マグネットの入った小さなものを購入しましたが、次回はもうちょっと大きなぬいぐるみを買ってしまいそうです.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
水族館を出て少し歩いたところからバスに乗り、龍安寺へ.京都に来たら、欠かさずに行くお寺でもあります.
石庭の桜はちょうど見ごろでした.
平日ということもあってか、一般観光客よりも修学旅行生や外国人が多く、結構な混雑ぶりでした.石庭の意味するところなど様々な解説をしているのが耳に入ってきましたが、石の数や配置がどうとか、虎の子がなんとかみたいな解説を聞くよりも目の前にあるものからなにを感じるかが大切な気もします.もっとも、外国人や中高生が石庭を見てよさを感じるのは難しいことなのかもしれませんが.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
桜苑はすでに散り始めており、風が吹くたびに花吹雪がすごかったです.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
昼食は龍安寺内にある西源院でいただくことに.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
ちょうど縁側寄りのいい席があいていてそこに通されたので、庭の桜を満喫することができました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
美しい庭園を眺めながらいただく湯豆腐は格別です.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
料理は湯豆腐、または湯豆腐と精進料理のセットの2つのみ.今回は精進料理もいただきましたが、湯豆腐だけでも結構な量があります.精進料理はちょっと寂しい感じがしました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
龍安寺から嵐電に乗り、帷子ノ辻で本線に乗り換えて、さらに太秦天神川で市営地下鉄に乗り換えて東山駅から歩いて数分、一澤信三郎帆布へ.前回は街歩き用のショルダーバッグを購入しましたが、今回は通勤用にMacBookの入るマチの大きめのショルダーバッグとペンケースを購入.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
ちょっと入るとこんな雰囲気のある牛乳店があったりします.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
祇園四条のほうまでしばらく歩き、BLUE FIR TREEで一休み.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
ここの名物はたっぷりとした厚さのホットケーキ.
注文してから15-20分ほどかかりますが、この厚さを見れば納得です.厚さからスフレパンケーキのようなものを想像したのですが、結構な密度があり、食べごたえがあります.
コーヒーもカウンタの目の前で一杯ずつ淹れられて、自分の好みに近い味ということもあって美味しかったです.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
店内には「京おどり」のポスターが.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
京阪四条駅から電車に乗り、伏見稲荷駅で降りて伏見稲荷へ.
千本鳥居の写真は何度も見たことがありますが、実際に訪れたのはこれが初めて.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
有名な二手に分かれる千本鳥居.やはりここで記念撮影をしている方が多かったです.私も外国人に撮影してくれとカメラを渡されました.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
千本鳥居なんていってもすぐに列が途切れるだろうなんて思っていましたが、山あいを縫うようにして延々と続いています.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
大小の鳥居がそこかしこにあり、狐が祭られているこの場所はなんだか異世界のような感じすらしました.
JRで京都に戻り、新幹線で帰宅の途に.
GPSログで見ると、市内観光としてみればそれなりに移動距離がありますが、交通機関をうまく乗り継いで移動できたのでロスの少ない旅行であったと思います.