気に入って使っているX100Tですが、オプションで装着している純正サムグリップが使っているうちにほんのわずかながら緩んでくるのがちょっと気になっていました.わずかとはいえ、親指をかけて安定して構えるためのサムグリップなので、ほかによいものはないかとレンズメイト製の「LM X100T」を入手してみました.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
オリエンタルホビーから通販で入手しました.
マグネットで開閉する、高級感のある箱に収められています.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
上が純正のTR-X100、下がレンズメイトのLM X100T.
親指のあたる部分が結構違うのがわかります.また、アクセサリシューから伸びる部分のデザインが純正のほうが綺麗な曲線を描いていて好きですね.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
裏面です.アクセサリシュー部分にシリコン製の滑り止めが、また親指のあたる部分とカメラボディが接する部分にも金属の出っ張りとシリコンがあります.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
レンズメイト製のほうが裏面のシリコンパーツのせいか、取り付けるのにやや力がいります.逆にそれは安定性を意味するものでもあります.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
純正が上向きだけに伸びているのに対し、レンズメイト製は下向きにも大きく伸びています.アメリカのメーカーだからでしょうか、親指があたる部分が大きいです.
純正は「X」のロゴが入ります.個人的にはわざわざロゴを入れなくてもいいのに、と思っています.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
上から見ると、結構形が違うのがわかります.
レンズメイト製はカメラボディにかかるようにでっぱりがあります.また親指があたる部分もラウンドしていて指へのあたりが少し柔らかくなっています.
また、純正品のほうがボディ色と近い色合いをしています.このあたりはさすが純正品です.
肝心のガタつきや緩みですが、レンズメイト製のほうが安定感があります.純正品のようなアクセサリシュー部分がずれることはありません.親指に力をかけるとほんのわずか歪みますが撮影していてそれを意識することはほとんどないレベルです.
ということで、純正品は箱にしまい、レンズメイト製のサムグリップを使うことにしました.