11月3日、文化の日.1ヶ月ほど前に四国・中国地方まで出かけてから遠出もしていないのでちょっと出かけようかと思い、長野県は小布施まで日帰りで出かけてきました.
目的は温泉、そして栗.栗は旬を少し過ぎているのですが、それでも栗を使ったお菓子などを期待できそうです.
都内から小布施までは関越自動車道と上信越道で約3時間ほど.しかしながらこの日は途中で事故渋滞があってさらに1時間ほど余計にかかってしまいました.
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まずは以前から行ってみたかった、おぶせ温泉穴観音の湯に.隣町の中野市にあるぽんぽこの湯には何度か行っているのですが、こちらは初めて.
驚いたのが湯の質.ぽんぽこの湯はそれほど癖のないお湯であるのに対して、こちらは硫黄臭が結構します.風呂上がりにシャワーを浴びてもあとで腕の匂いを嗅ぐとかすかに硫黄臭が残っているほど.
昼どきに入ったこともあってか、祝日ながらそれほど混雑しておらず、露天風呂はほとんど貸切状態でした.やや高台にあることもあって、果樹園の広がる、いかにも長野らしい風景が広がっているのですが、お湯に浸かっていると柵が邪魔で見渡せないのがちょっと残念なところでした.
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温泉を出たところで時間はすでに1時半くらいに.
今回はあんまり下調べをせずに出かけたので、とりあえず市街地に行ってみるかと思ってナビに街中の駐車場を設定して出発.町営の駐車場が2つあるのですが、中心部に近いほうのは満車.なのでちょっと遠くにある駐車場に駐めて数分ほど歩いて街中に.
驚いたのは菓子店の多さ.特産である栗を使った店舗がそこかしこにあります.そして自分も初めて知ったのですが、ここ小布施は葛飾北斎ゆかりの地だそうで、北斎の美術館もありました.入りはしませんでしたが.
しばらく歩き回り、小布施堂で昼食をとることに.
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昼食にはやや遅い時間でしたが、軽食を求めるかたも多いようで、店内はまだ少し混雑していました.
待っている間に壁を見たら、黒と朱の漆塗りと思われる和風な物体が飾られていました.ぱっと見はなにかわからなかったのですが、これスノーボードですよね.さすが長野.
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昼食のメニューはコースのみ.食後の抹茶と和菓子の有無のみ選べます.当然追加しました.
まずは柿なます.細切りにした柿が重ねられ、下には薄切りの林檎、最下部にはペースト状のゴマが.柿に林檎という、小布施の作物は栗だけではないということを思わせる一品.
なますというので酢でしめたものを想像したのですが、酢の存在はそれほど感じられませんでした.
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野沢菜と牡蠣の葛仕立て.運ばれてきた時に腕の中を見て牡蠣にしてはモコっとしたものが入っていると思ったら、蕎麦がきですといわれました.海はないのでさすがに牡蠣は採れませんが、野沢菜や蕎麦がきはいかにも長野らしいです.
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湯葉蒸し.湯葉の下には牛肉、大ぶりの銀杏、きのこ、ユリ根が.柔らかく、ホクホクとした具が美味しく、湯葉好きとしては満足な一品です.
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忘れてはならない栗おこわ.
おこわは食感があんまり好きではないので積極的には食べないのですが、これは美味しかった.絶妙な塩加減で栗の甘みが引き立ちます.
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デザート.紅玉のワイン煮.写真では林檎の塊のようにも見えますが、薄切りにした林檎を丸く盛り付けてありました.
ワインの風味はそれほど強くはないのですが、林檎に染み込んでいるようで食べ終える頃には少しアルコールを感じました.
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抹茶と和菓子「初雪」.Webの説明によると、紅葉した葉の上に雪が積もっている情景に見立てたものだそうです.中には栗餡が.
すっかり昼食に満足し、お会計を済ませてさらに併設の店舗で栗蒸し羊羹やら会社土産用の栗入りの一口羊羹を購入しました.
店を出たらもう15時を回っていたので帰宅の途に.帰りも渋滞に巻き込まれて、帰宅したのは19時過ぎ.
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夕飯には横川サービスエリアに立ち寄って購入した峠の釜飯を.