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昨年に引き続き、いわきに出かけてアンコウ鍋を食べに行ってきました.
今年は上野東京ラインが完成し、常磐線は東海道線と接続されて直通列車が運行されるようになり、常磐線特急「ひたち」も大半が品川始発になりましたが、朝の時間帯は通勤電車を避けるためか従来どおり上野始発となります.
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泉駅で下車して路線バスに乗り換えて小名浜に.小名浜漁港に近いところにある「割烹 一平」が目的地です.ここを訪れるのはこれで3回目です.
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座敷に通されると、すでに鍋の準備が.期待が高まります.
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鍋ができるまでは他の料理を.おつくり.
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アンコウのとも酢.肝の入った酢味噌が濃厚です.
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あん肝.濃厚な味わい.
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そうこうしている間に鍋が出来上がりました.
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一杯目は女将によそっていただきました.
最初はわりとあっさりめ、煮込まれるにつれて濃厚な味わいになります.淡白な白身とぷるぷるの皮、どちらも美味しく、こってりとした汁が染みた白菜やネギもたまりません.年末にこのようなものをいただけるのはいい1年であったということでしょう(万世のすき焼きに続いて2度目の感想).
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シメは雑炊で.ボリュームたっぷりのため、雑炊をそれほど食べられないのがつらいところ.
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満腹になったところで近くにある「アクアマリンふくしま」に.
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クリスマスが近いため、水槽の中にクラゲとツリーが飾られていたり、
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大きなツリーにホタテの貝殻や魚のぬいぐるみ、シーラカンスのプレートが飾られています.
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アクアマリンふくしまは娯楽的要素よりも展示テーマがはっきりした学習的な観点の強い水族館で、最初のコーナーが進化の過程を辿るものであったり、里山の生態を再現したものに力を入れていたりするのですが、水産資源として食料の観点から魚を見るということにも力を入れています.変わった例としては、大水槽の前に寿司店を設置したり(立ち食いですが大水槽の魚を眺めながら寿司が食べられます!)、「ふくしまの海」として食卓に上る魚を展示したりしています.
アンコウもそこに展示されていました.
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もうひとつ、力を入れているのがシーラカンスの研究.
シーラカンスだけで専用のスペースを設けて研究の様子などを展示しています.
そういう経緯もあり、施設内の食事スペースでは「ごんべ焼き」なる、シーラカンスのたい焼きとでもいえるようなものが提供されています.しかしながら時間が遅くて食事スペースが終わってしまったため、シーラカンスの展示スペースでなぜか販売されている「ごんべあいす」をいただきました.
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アクアマリンふくしまを出たら、まだ17時前だというのに夕暮れ.一気に冷え込んできました.
帰りがけに「いわき・ら・ら・ミュウ」で土産物などを買い込み、再び路線バスで泉駅まで戻って「ひたち」で帰宅の途に.