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『時計じかけのオレンジ』を立川シネマシティに観に行ってきました.スタンリー・キューブリック監督による1971年の作品なので、50年近く昔の作品です.
昨年は同監督の1968年公開の『2001年宇宙の旅』を国立映画アーカイブで70mmフィルム版を、ユナイテッドシネマとしまえんでIMAX版を観ることができ、どちらも映画館でなかなか観られないものなのでラッキーでした.
「午前十時の映画祭」という企画の一環で上映されたので朝10時からの上映となったわけですが、内容的にはR18+という最高レベルのレーティングになっているように、午前中から観るような作品ではないですね.暴力、性、洗脳、そして政治的ないざこざとこの世の俗物的な要素をまとめて突っ込んだような作品で、50年近い作品であるにも関わらず現状でも通用する内容です.万人にお勧めはしづらい作品ではあるのですが、でももっと多くの人に観てもらいたい、そんな作品です.